コラム

-福知山で14人が命を落とした現実- 暖かくなった今だからこそ、次の冬に備えよう!

2026年04月09日

-福知山で14人が命を落とした現実- 暖かくなった今だからこそ、次の冬に備えよう!
 昨年、福知山市内では29人がヒートショックとみられる症状で救急搬送され、そのうち14人が命を落としたという報道がありました。この数字に、私は強い衝撃を受けました。一つの街で、わずか数か月の冬の間に14人もの命が失われている。決して小さな数字ではありません。しかもその多くは、自宅という最も安心だと思っている場所で起きています
原因として指摘されるのが、いわゆるヒートショックです。暖かい居間から寒い脱衣室や浴室へ移動した際、急激な温度変化によって血圧が大きく変動し、体に強い負担がかかることで、溺水や心筋梗塞、脳卒中につながることがあります。この現象は高齢者に多く見られますが、体調や環境次第では誰にでも起こり得るものです。
それでも私たちは、「冬は寒いもの」「お風呂が寒いのは仕方がない」と、本来、守れるはずのリスクまで当たり前にしてしまってはいないでしょうか
そして、「自分は大丈夫」「自分の家族は違う」という根拠のない自信が、判断を先送りにしてはいないでしょうか。さらに言えば、自分の家だけでなく、離れて暮らす親の実家は本当に大丈夫なのか。そう考える機会は、意外と多くないのかもしれません。
だからこそ私は、あえて暖かくなった今、このことを伝えたいと思います。寒い冬が来てから慌てるのではなく、春から夏にかけて、次の冬への備えを進める。冷静に判断できるのは、まさにこの季節です。
断熱リフォームと聞くと、大掛かりな工事を想像されるかもしれません。しかし、すべてを一度に変える必要はありません。窓、脱衣室、浴室など、命に直結しやすい場所から整えるだけでも、住まいの安全性は確実に高まります。
家は、家族が一日の疲れをほどき、安心して体を休める場所です。その家が原因で、健康や命が脅かされることがあってはなりません。住宅に携わる者として、私はそう強く感じています。
福知山で起きた14人という現実を、ただの統計で終わらせないために。次の冬も、安心してお風呂に入れる暮らしを守るために。今年の春と夏を、「備える時間」にしていただければと思います。

今なら、みらいエコ住宅2026の補助金を活用でき、断熱改修を進める絶好の機会です。
詳しくはこちら! https://www.hashikoh.co.jp/column/detail.php?id=1596
取締役社長 上田 公平