2026年の住まいの話
― 家は、賢く、快適に、再生の時代 ―
2026年01月09日
あけましておめでとうございます。本年は丙午(ひのえうま)の年。情熱と行動力に満ち、変化と挑戦の年とも言われます。住宅業界においても、新しい価値観への転換が進む一年になりそうです。
近年、少子化や物価上昇の影響で新築は減少傾向にありますが、その一方で「古い家を生かすリノベーション」が注目されています。古い家でも、断熱や窓の改修を行えば冬は暖かく、夏は涼しい快適な空間に生まれ変わります。太陽光や蓄電池を組み合わせれば電気代の管理も賢く行え、災害時の備えとしても安心。少しの工夫で「再生する住まい」が実現します。
特に増えているのが、親や祖父母の家を活用する子育て世代のリノベーションです。新築より費用を抑えながら、間取りや水回り、収納、家事動線を自分たちの暮らしに合わせて最適化できる点が人気です。子どもが安心して過ごせる安全性や、省エネ性能、家事のしやすさも重視され、「暮らしやすさ」を軸にした家づくりが進んでいます。
一方、60代以上の世代では、暮らしの「快適性と安全性」を高めるリフォームが中心です。段差の解消や手すりの設置、掃除しやすい素材選びなど、日々の負担を減らす工夫が喜ばれています。お子様の独立や結婚を機に、夫婦二人の暮らしに合わせた住まいへと整える方も多く見られます。
これからの住宅を一言で表すなら、「スマート化・脱炭素化・再生」。家は単なる建物ではなく、家族の暮らしを支え、地域とともに価値を育てていく資産です。福知山をはじめ北近畿の暮らしにも、より便利で快適、そして持続可能な住まいが求められる時代です。
本年も、地元の皆さまの暮らしに寄り添い、安心で快適な家づくりをご提案することが、私たち工務店の使命だと考えています。皆さまにとって笑顔あふれる一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
取締役社長 上田 公平