あなたの家も危険信号?外壁塗装を先延ばしにすると大損する理由
2025年07月01日
-あなたの家が発している小さなサイン、見逃していませんか?-
1. 意外と知らない?外壁塗装のベストタイミングは『約20年』
多くのメーカーは、外壁塗装の塗り替えを新築から約10年〜15年後と推奨しています。しかし、実際の現場では、約20年後に行うケースが一般的です。これは、塗料の性能向上という技術的な理由もありますが、プロの視点から見れば、深刻なダメージが発生する前に、コスト効率よく建物を保護できる「絶好の機会」だからです。
だからこそプロとしては、この高額な「仮設足場」を最大限に活用し、屋根の塗り替えや窓周りの防水性を保つコーキング工事も同時に行うことをお勧めします。これにより、足場の費用を一度で済ませることができ、外部メンテナンスをまとめて効率的かつ経済的に完了させることが可能です。
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2. プロはココを見る!たった5分でできる我が家の『危険信号』チェック
専門家を呼ばなくても、ご自身で家の状態を簡単にチェックする方法があります。以下の3つの「危険信号」を見つけたら、メンテナンスを検討するサインです。
• チョーキング現象
外壁を手でそっと触ってみてください。白い粉がつく場合、それは塗料の膜が紫外線などで劣化し、剝がれている証拠です。建物を保護する力が弱まっているサインであり、塗り替えを検討すべきタイミングです。

• 0.5mm以上のひび割れ
外壁に幅0.5mm以上の目に見えるひび割れはありませんか?このようなひび割れは、雨水が壁の内部に侵入する通り道となり、雨漏れの危険性が一気に高まります。発見した場合は、早急な対応が必要です。

• コーキング材の剥がれ
窓の周りや外壁材のつなぎ目には、ゴム状のコーキング材が使われています。これが紫外線で硬化してひび割れたり、剥がれたりしていると、その隙間から雨水が侵入し、雨漏りの直接的な原因となります。
これらのサインは、単なる見た目の問題ではありません。放置すると深刻かつ高額な問題へと直結するのです。

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3. 『まだ大丈夫』が危ない!塗装の放置が招く、数百万単位の追加出費
「まだ見た目は大丈夫だから」と外壁塗装を先延ばしにすることは、非常に大きなリスクを伴います。問題を放置すると、ダメージは連鎖的に深刻化していきます。
まず、劣化した塗装の隙間から雨漏れが発生します。次に、壁の内部に侵入した水分によって、柱などの木材が腐食し始めます。そして最終的には、建物の骨格が蝕まれ、家全体の耐久性が低下するという最悪のシナリオに至ります。
最初は、仮設足場・外壁塗装・コーキング工事の全てを含めて約200万円で済んだはずの問題が、放置した結果、腐食した木材の交換や大規模な補修工事が必要となり、数百万単位の追加出費につながるケースは決して珍しくありません。早期の対応こそが、住まいと資産を守る最も賢明な方法です。
家の価値と家族の快適な暮らしを守るためには、専門的な知識に基づいた計画的なメンテナンスが必要です。小さなサインを見逃さず、早めの対応が安心・安全な暮らしにつながります。
無料診断も承っております。まずはお気軽にご相談ください。
HASI HAUS 営業 井上 和也