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2023
11.09

「いつ建てたらいいですか?」という質問

 皆さんこんにちは。あの暑かった夏がイッキに秋に様変わりしました。今年も残り2ヶ月となり、社長のひとり言も年内最終となります。少し早くなりますが、今年も一年間ありがとうございました。

 さて、今年の住宅業界は一変しています。コロナ禍に端を発したウッドショックは、ウクライナ戦争も加わり、さらに価格が上昇しました。また、産油国との価格戦争でのガソリン価格とも相成りまして、材木だけでなくキッチン・トイレの設備機器から電設資材等すべての部材が目下爆上がり中です。3年前と比べますと、1軒あたりの住宅の価格は約1.3倍は上がっております。元々、日本の物価は、世界経済に比べて超デフレの激安大国化していました。政府は世界標準に戻す対策を打たずに野放し状態ですが(ガソリン対策は少しありますので言い過ぎましたっ)、国民にとっては『これではやっていけない!!』ということで、企業の最低賃金は1000円を超え、今後、お給料も上がる予定ではあります。しかしながら、これまた価格に転嫁していきますので、結局モノの値段が下がる要素はありません。そして金利です。ジワジワと上昇傾向にあり、住宅の着工棟数はとても伸び悩んでいるという一年でした。

 とはいえ、『いつかは家を建てたい!』『最後のリフォームをしたい!』という方もおられますので、『いつ建てたらいいですか?』という質問をされると『安くお得にということであれば・・・・今すぐです!!』という答えになってしまいます。今年は史上最大規模の補助額となりました『先進的窓リノベ事業』は早くも今年度の予算額に達し、工場の生産が間に合わない状況です。そこで、来年度は2倍の予算にすると国は明言しており、合わせて、高効率給湯器(エコキュートやエコジョーズなど)も補助金が出るようです。いつかはとお考えの方は、まずは計画を早めに進められ、補助金などしっかりと確保し、然るべき時期に施工されますことをお勧めいたします。

 そして、『空き家』に関しましても、負の側面からの脱却という意味で活況です。2024年4月1日より相続登記の義務化が施行されます。3年以内に登記完了ができていないと10万円以下の過料が課せられます。実際登記が完了していないと売買もできないので、早急の対策が必要です。特に、相続は複雑で親戚縁者を交えますと、かなりの時間を要することが考えられますので、こちらも早めに動かれることをお勧めします。

 家は家族を守り、癒してくれる場所です。安心して暮らしていただけるように、HASI HAUSは全力でサポートさせていただきますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。
上田 公平  

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