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2019
08.03

諭吉さまの心訓

私の好きなものの一つに壱萬円札があります(笑)私だけではなく誰しもそうですよね。お札が好きというより、紙幣(貨幣)で買い物をしたり、利用料金を払ったりと生活の為に必要ですね。紙幣に肖像が印刷された人物は、政治、教育、医療、経済等々生み出し、国の発展に尽力してこられた人々。物事を成し遂げる為にも貨幣は必要だったでしょう。世の為、他人の為に大事に使いなさいよ!といった意味で、模範としての人物像が描かれているのだと思った橋本です。

 先日、取引先様事務所で壁に掛けられた額が目に留まりました。そう、壱萬円札の肖像でも知られる福沢諭吉の心訓です。ご存知の方もあるとは思いますが、紹介します。

 一、世の中で一番楽しく立派な事は、一生涯を貫く仕事を持つ事です。
 一、世の中で一番みじめな事は、人間として教養のない事です。
 一、世の中で一番さびしい事は、する仕事のない事です。
 一、世の中で一番みにくい事は、他人の生活をうらやむ事です。
 一、世の中で一番尊い事は、人の為に奉仕して決して恩にきせない事です。
 一、世の中で一番美しい事は、全ての物に愛情を持つ事です。
 一、世の中で一番悲しい事は、うそをつく事です。

七訓の全ては、意味深く、心を戒められる一文、一文です。いつの時代であれ、人として廻りの人と寄り添いながら生きていくうえで大切な事ばかりです。訪問先で掲げられていたその額に、社長様の人となりと志を感じ、また社内で心訓を共有されていることに感銘を受けました。

 財布から顔を覗かせるお札を見るたびに、それぞれの人物の功績に敬意を払いながら使わせて頂けるか自信はありませんが、せめて心の片隅にしまっておき、意味のある貨幣の使い方をさせて頂きたいと思います。とは言え、まだまだ壱萬円札が好きな私は、お札を見ずとも、毎日、七訓の唱和が必要なのかもしれません。諭吉さま、こんな私ですが今後とも宜しくお願い申し上げます(笑)

 
                          橋本 良一


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