出石へ建物探訪

先日、ちょっと近場の出石へ行ってきました。
もちろん、暑い日に冷たーいおそばを食べるのも最高ですが、
今回は、建築家の宮脇 檀さんが設計した建物を見学するのが、目的です!

宮脇 檀さんといえば、住宅設計の第一人者と言われ、
快適に暮らすことや、生活を楽しむことを盛り込んだ、
こまやかな気配りのある住宅設計は、
いつも なるほど~ と思わされることばかりです。


出石は江戸時代からの街並みが残っている城下町。
その中に調和した数奇屋風の外観の建物が、
宮脇 檀さんの設計した「伊藤清永美術館」です。
近づいてみると、驚いたことに、和風の外観には合わなさそうな
コンクリートや、ガラスブロック、鉄板・・・などが使われているんです。

伊藤清永美術館

メインの構造がコンクリートで、
入り口横の壁には、レンズのようなガラスブロックが積まれ、
屋根は、ガルバリウム鋼板という、
どちらかというと、硬く冷たい雰囲気の素材が使われています。
でも、それらのものが、木のポーチ柱や、日本瓦の大屋根と組み合わされて、
とても温かみのある和の雰囲気をあらわしていました。
最近よく住宅でも使われているガルバリウム鋼板が、
和の雰囲気にとても合うんだなぁ と発見です。
住宅でも、シンプルな和モダンを表現するのに、
使っていきたいなぁ と思いました。
伊藤清永美術館2

もうひとつの建物は、「静思堂」
こちらは、残念ながらその日は中に入れませんでしたが、
外観をぐるりと眺めることが、できました。
大きな瓦屋根と、土壁っぽい外壁です。
静思堂

建物前には、たくさんの木の柱が並んで、大きな軒をつくっています。
とっても日差しの強い、暑い日でしたが、
その大きな軒のおかげで、建物の窓には、日が入り込まず、
ひんやりとしているように、見えました。

「家の作りようは夏をむねとすべし」

吉田兼好さんも『徒然草』の中で言ってますね。
こんな暑い夏を、家の造りようで、少しでも涼しくなるよう、
工夫していきたいな と思いました。

また、家づくりのヒントを探して、建物探訪を続けていきます!

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