恨めしや~~
気温が何度になろうとも、気にすることなくいつまででも眠れた
若い頃が懐かしい。最近、特に目が覚めるのが頻繁になってきた。
少し室温が上がっても、目が覚める。自分の汗で目が覚める。新聞
配達の音で目が覚める。
(幸い、まだトイレで目が覚めることはないが、、、。)
朝の自分の変化に、首をかしげていた。朝、久しぶりにジョギング
にちょっと遠くまで足を延ばしてみた。室内より、外のほうがとて
も気持ちがいい。散歩のひとやランニングの人、献身的に道路の掃
除をしていくれている人、なんと多くのお方たちが行動されている
ことか!。挨拶一つとってもすがすがし。「早起きは3文の得」ど
ころかリッチな気分になった橋本です。まだまだ続く夏。
皆様も、十二分にご自愛くださいませ。
散歩の途中に、ふと足が止まりました。ここって、こんなに見
通しが良かったろうか?記憶とは違う風景がそこにありました。そ
して竹藪があったはずと思い起こすまでにそんなに時間はかかりま
せんでした。竹林と竹藪の違いは何処をさかいにするのか分かりま
せんが、確か、鬱蒼とした場所で子供心に恐怖心で走って通り抜け
たような気がします。
今は整地され、田園風景が見渡せるようになり、どうも分譲区画
されているようです。当たり前のことですが、私の生い立ちの中で
の原風景が、あちらこちらで崩れ始めています。この場所は今度は
竹ではなく住宅がにょきにょき立ち並びそうです。
竹は人恋しく、人里近くに寄り添って生息するといわれます。裏
山に竹、蔵に竹、窓の外に竹、そんな農家も良く見かけます。人と
竹は深い結びつきがあるのかもしれません。
今は昔、竹取の翁といふものありけり、、。の「竹取物語」のよ
うに、人の生活に密接した存在だったと思います。竹の根は浅く広
がり、複雑に絡み合っています。竹のしなやかさもその寄り添う仕
組みに織りなされているのでしょう。「涼しさを絵にうつしけり嵯
峨の竹」日本人の心に根を張っていることを芭蕉は伝えたかったの
でしょう。
でも、竹は繁殖も強く、間違った植え方をすると家の中まで入り
込みます。突然、畳を押し上げて顔を出す筍を見たこともあります。
結構邪魔者扱いにされることもあり、迷惑だから切ってしまえと言
う人も結構います。他の植物が育ちにくいから好ましくないという
自治会もあるようで、鳥が集まり糞をすると憤慨?している人も多
いようです。農家は相続税と引き換えに竹林を手離し、マンション
が立ち並びます。益々、竹林は少なくなっていくことでしょう。
この熱帯夜の中、近くの竹藪から「うらめしや~」と出てくる幽霊
を想像するだけで少しは涼をとれたものですが、竹藪が少なくなった
今ではその方法も考え改めなくてはと思っている橋本です。






