地熱住宅って?

地球上のどの部分にも公平に、しかも永久的に降り注ぐ、最後の究極のエネルギー“太陽熱エネルギー”を地中に『地熱』として蓄えた物を住宅に利用できれば。

地熱住宅の様子

地熱住宅「地中から室内にかけての」温度測定結果です。外気がマイナス2.9℃でも、室内は18℃前後になっています。建物下が冷え込まない状態であることがおわかりいただけると思います。(エコホームズ株式会社様資料による)

  1. 地熱の源は太陽熱エネルギー
    「地熱」は太陽熱エネルギーが地中に蓄えられた熱です。
  2. 地中温度は夏に蓄える
    夏の「高温・日射」熱は地中に蓄えられ、夏の終わり頃には、床下地中温度はだんだん温度が上がってきます。夏に蓄えたその温度を、冬になっても保ち、利用するのが「地熱住宅」です。
  3. 床下も「室内」
    今までの住宅は、床下換気口があるので、冬になれば床下は外気がそのまま入り込み、床下の気温は下がります。地熱住宅では、建物下地中を冷やさないために、床下空間も室内と考えます。したがって基礎にも外断熱施工します。
  4. 建物は「外断熱+高気密」
    外気の影響を受けない室内温熱環境を実現するため、建物は「外断熱+高気密」住宅にしなければなりません。断熱的に弱い窓は、高気密・高断熱サッシが必要です。

夏の地熱住宅

夏は床下の空気を吸い上げるので、1階床面近くにたまっている低温ドライ空気を通気巾木から床下へ吸い込み、床下はドライ空気の貯蔵室になります。また、床下は冬から持ち越した低い地温に支えられているので、ドライ空気はより一層冷やされて2階ホールに放出して再利用されます。

夏の地熱住宅の様子

外気温の高い日中は熱気も日射も中に入れないように上手にコントロールして、27℃前後の設定のドライ運転で全室暑さを感じず過ごせます。エアコンのドライ運転時は、気密性を活かすよう、開口部を完全に閉めると効果的です。

冬の地熱住宅

冬の地熱住宅の様子

すっぽり外断熱で覆われた住まいは、大地の恵みである地温(18℃前後)に支えられて床下温度が15℃前後あります。日射暖房等によって暖められた室温は、そっくり床下地中に蓄えられ、太陽熱と地中温度が相乗効果を発揮します。

地熱利用の効果

これは、冬の間暖房しないで生活された方の室内温度測定記録です。
日中は太陽の光が家の中に入るので、そういう意味では熱源はゼロではありません。自然エネルギーだけを利用しても、床下の基礎表面温度は15℃前後です。外気温度に比べて、室内温度が低下していないことがわかります。これが「地熱利用」の効果です。

冬の間暖房しないで生活された方の室内温度測定記録

エコホームズ株式会社様資料による)

しかし本当に残念なことですが、この効果は土地の条件によって変わります。日当たりが良いか悪いかによって変化するのです。上のグラフを測定していただいたI邸は、日当たりが良い立地でした。ですから、暖房を全く使用しなくても生活できたのです。
ところが、日当たりの悪い場所では、「補助暖房」が必要になります。冬の間、だいた20℃前後の温度設定でエアコン(または蓄熱式暖房機【深夜電力利用】)を24時間稼働して頂いています。

24時間も暖房機を動かしたら大変な電気代がかかるのでは??と心配になられますよね。地熱住宅の消費電力量に関しては下記の解説をご覧ください。

地熱住宅の消費電力

地熱住宅の効果は、日当たりの善し悪しによって変わってきます。日当たりの良くない土地の地熱住宅では、冬の間、だいた20℃前後の温度設定でエアコン(または蓄熱式暖房機【深夜電力利用】)を24時間稼働して頂いています。24時間も暖房機を動かしたら大変な電気だがかかるのでは??と心配になられますよね。確かに冷暖房比に電気代はかかります。冬場はエアコンの暖房運転、そして夏場はエアコンの除湿運転で24時間稼働して頂くのが望ましいのです。
しかし、安心してください。高断熱(外断熱)・高気密住宅では、想像しているほどの電気代はかかりません。実際に、地熱住宅にお住まいの方の電気使用量をご覧ください。

エアコン消費電力量の年間経過
エコホームズ株式会社様資料による)

冷暖房にかかる消費電力を正確に測定するため、エアコン(冷暖房)用に専用の電気メーターを設置させていただき、測定した結果です。年間の消費電力は「1560.1KWh」です。電気代に換算すると、1年間で34,322円程度です。(1kwh=22円での計算)夏と冬にエアコンを24時間稼動しつづけ、それで家全体(居間だけではないですよ)をほぼ同じ温度にする(全館冷暖房です)ための冷暖房費用は、年間でたった3万5千円程度です。*日当たりの良い土地では、暖房費がもっと削減できますね。これが「地熱住宅」です。

日照時間に影響されないエコハウス【地熱住宅】を福知山に広めていきます!

私たちの暮らす京都北部地方は、冬場は曇り空の日が多いのが特徴です。そして寒さも厳しい地域です。
現在、ほとんどのエコロジーハウス、ソーラーハウスが太陽熱を直接利用するもののため、日照の少なさは致命的と言ってもいいでしょう。

 

私たち橋本工業が地中熱活用住宅【地熱住宅】を採用したのには、この少ない日照時間でも安定している地中熱を家に取り込むことで、住宅の省エネ化を図ることができる、という点に大いに共感したからです。

 

地球温暖化をはじめ、地球環境は年々おかしくなっていっていることを感じます。
雪がぜんぜん降らない冬、台風や大雨が頻発する夏。

『環境問題なんて私には関係のない話』と誰しも思いがちですが、私の子供たちの世代の地球がどうなっているのか、それを考えるととても不安になります。

 

私たち家づくりに携わる人間が、環境のために出来ることは何か?

 

それが天然エネルギーを生かした省エネルギー住宅『地熱住宅』の建築である、と私は考え、この住宅を福知山に普及させるための活動を行なっています。

おかげさまで、地熱住宅にお住まいの皆さまにはとても喜んで頂いています。 とても嬉しいことです。

 

大きな吹抜けのある家 お客様宅でお茶を・・・ 私たちが橋本工業のスタッフです!

『地熱住宅って何だろう?』『本当に効果があるの?』と少しでも興味を持って頂けたなら、下のフォームからご質問を頂ければ幸いです。

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ありがたいご意見、ご質問を頂いた方にはもれなく、地熱住宅をより詳しく分かっていただく為のガイドブック、

『外断熱の地熱住宅【究極のエコハウス】』
(A5判 48ページ)

をお送りさせて頂きます。

 

このガイドブックは私たちと志を同じくする全国の工務店で作った【ecoハウス研究会】で皆の意見を集めながら作った手作りの小冊子です。

文章もあまりうまくありませんが、皆さんの家づくりの参考にして頂ければと思います。

皆さんからのご意見、ご質問をスタッフ一同お待ちしております。

 

橋本工業株式会社 代表取締役 橋本 良一

 


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